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貧血血虛の状態を改善

貧血▼「血虛」の状態を改善

貧血とは、赤血球の生成から破壊までの段階でその平衡状態に破綻をきたし、血液中のヘモグロビン(Hb)量が正常値以下になった状態です。酸素を運搬する拙が減少することにより、特に中枢神経系に低酸素状態をきたし頭重感、 耳嗚り、倦怠感などの症状を起こします。さらに、運動時には励悸や息切れなどの症状が出てきます。

貧血にはいくつかの種類がありますが、鉄欠乏により骨髄でのHb合成が阻害される「鉄欠乏性貧血」が約七〇%を占め、若年〜中年の女性に多く見られま す。その他には、「二次性貧血」(慢性疾患によって二次的に起こる貧血)、「再生不良性貧血」(骨髄の造血細胞の障害によりすベての血球の産生が減少する)、「溶血性貧血」(赤血球の早期破壊により赤血球数が減少する)などがあります。

漢方医学では貧血は「血虚(血の不足ごの状態と考え、血虚を治療する基本処方である「四物湯」またはその加味方を使用しますが、胃腸機能の衰えている場合(ひきょ)には「四君子湯」などで胃腸の状態を整えることを行います。

〔貧血病歴〕

四四歳で主婦のS.Hさんは、三七歳のときに月経時の出血が続くため精密検査を受けたところ、「特発性血小板減少性紫斑病」と診断されました。導門の医療施設に入院し、プレドニゾロン(PSL)、ホルモンの一種)にょる治療を行い、一時的には血小板数(pit)が正常値の三〇万台へ改善して退院しましたが、その後経過が思わしくなく、ガンマ.グロブリン療法や輸血治療を受けてい

ました。

その翌年はPSL一〇mg前後の内服にて安定していましたが、そのまた翌年の更からpltは減少傾向になりました。そこで、澳方治療との併用を希望し、当研究所を受診しました。

〔貧血診察と経過〕

顔色は普通で、舌診は湿で淡白がありました。脈は沈で腹診では腹力中等度で特別な所見は認めませんでした。初診時には「帰脾湯Jを処方し、約六か月間経過を見ましたが、明らかな改善は認めませんでした。

その後も、「芎帰膠艾湯」などの処方を使用しました。初診から二年後にはpitが一•八万台となり、この時点から「四逆加人参湯」に変更しました。

その後、pitは徐々に増加し、PSLにょる治療は減最となり、PLTが二四万台となつた時点でPSLは中止となり、以後良好な経過をたどつています。

〔病歴〕

Y.Yさんは六七歳の男性で、定期健康診断で貧血(ヘモグロビン九.七g/dl)を指摘され、大学病院を受診して骨髄異形成症候群の疑いと診断され、経過観察となりました。翌年八月には骨髄異形成症候群と確定診断され、九月下旬から息切れを自覚するようになり、一一月に輸血を受けました。一二月と翌年I月にも輸血を行い、病院では貧血の状態に応じて輸血で経過を見ていくことになりましたが、本人が漢方治療を希望し、当漢方外来を受診しました。

〔診察と経過〕

初診時には、食欲がなく寝つきが惡く、体調が不良であり、貧血が強く息切 れ、立ちくらみなども自覚していました。舌は乾燥し、淡白色で薄い白黄苔が あり、脈は沈虚。股部は腹力が中等度で特別な所見は認められませんでした。 「帰ぎ?11を処方したところ、食欲は改善し体重が増えましたが、しばらくは 定期的に輸血を受けました。その後、「四逆加人参湯」に処方を変更したとこ ろ、それ以降は徐々に輸血の問隔が仲びて、一年後には輸血を受けずにすむよ

うになり、良好な経過となりました。

一般に、四逆加人参湯は下痢を伴うような疾患でブレショック状態に陥った人に使用されます。血液疾患の治瘠においては、西洋医学的治療が優先されま すが、補助的な治描として企身状態の改務や化学療法の副作用の軽減などを目的に漢方治療を併用することは、患者さんの也活の質の向上に大変有用です。



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