[漢方]は、頭痛、肩こり、便秘といった日常的な症状から、勃起障害更に糖尿病にまで効果あり!

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[漢方]は、頭痛、肩こり、便秘といった日常的な症状から、勃起障害更に糖尿病にまで効果あり!

漢方は古くて新しい医学

漢方薬は古くからあるというだけで信用されているわけではなく、今はむし ろ新しい薬として受け入れられています。現在の医学生は西洋薬と同じように漢方薬を捉えていますから全然抵抗がないのですが、そうした教育を受けていない年配の医師になると、学生時代に習った範囲だけで「医学」が構築されてしまう人も多いので、習っていないものが出てくると、何かいかがわしい、あやしいもののように考えてしまうこともあるようです。

医学というものはいまだによくわからないことが多いのです。昔は、潰瘍は酸の多さが原因とされていましたが、現在ではそうでないことがわかったように、学説も新しい事実とともにクルクル変わるものなのです。後から出た学説 が正しいと教わると、そういうものかと思って納得するのが医師なのです。

患者さんもいまだに誤解されている方がいます。漢方薬を処方した私に「お医者さんからもらった薬と一緒にのんでいいのですか?」と言った方がいまし た。「私も医者なんですけどね」と内心思うのですが……。

そうした傾向があるのは、日本が明治以降、医学だけでなく、思想までも西洋のものを取り入れたからです。サイエンスを土台にしてものを考えるようになりましたから、医学でもまず病理があって診断学があり、治療学があり、というふうに、ロジックで構築されています。しかし、漢方は経験的なことが多いので、サイエンスを土台にしてきた明治以降の日本では受け入れられにくかったというわけです。

たとえば、「葛根湯」が効くことはわかっていても、なぜ効くかということの科学的な説明が難しかったのです。葛根湯は七つの生薬からできていますが、七つの生薬の成分が相互作用を働かせて、どうも体に良い効果を与えているようなのです。その七つの生薬の必然性がどこにあるのかと問われ、「古代の偉い先生がつくったから」というだけでは、なかなか現代では受け入れられにくいのも当然といえば当然かもしれません。

しかし、最近、アスピリンのような風邪薬よりも葛根湯のほうが治癒に合理的に作用することがわかつてきました。葛根湯はインタ丨フエロンやインターロイキンといったサイトヵイン(免疫細胞から産生されるタンパク質)の作用によって、肺では細胞性免疫を高めて肺炎を軽症化し、全身的には頭痛、肩凝り、関節の痛みなどを軽減するように働きます。一方、アスピリンはブロスタグランディンという発熱物質の産生部位だけを抑制し、無理やり解熱させますが、肺炎には効かないということが科学的に解明されるようになってきました。

一方で、西洋医学にもまた「才丨ダーメード医療」の発想が見られるようになってきました。つまり、西洋医学も漢方医学もゴールは同じなのですが、アプローチの仕方が違うということです。漢方の評価が高まっているのは、結果が同じであればやり方が違つていてもいいじゃないかということを、かなりの人が認めるようになつてきたからなのです。

よく漢方の世界では「漢方は未科学である」という言い方をします。今の科学で証明できないからといつて「非科学」的なものとして扱うのではなく、未だ証明できない「未科学」であるということです。

実際に朿洋医学のもう一つの柱である針灸の治療では、経絡に針を打つことで脳に刺激を与えますが、これがなぜいいのかということの科学的なメカニズムが証明されていないために、その効果を疑う人も大勢いました。しかし、今では電気生理学的に解明されつつぁり、経絡に針を打つことが全身にどのような影響があるのか、いろいろな研究論文が出るょぅになってきています。



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