[漢方]は、頭痛、肩こり、便秘といった日常的な症状から、勃起障害更に糖尿病にまで効果あり!

カテゴリー

最近の投稿

[漢方]は、頭痛、肩こり、便秘といった日常的な症状から、勃起障害更に糖尿病にまで効果あり!

漢方の魅力

漢方の魅力

私が漢方と出合ったのは大学時代でした。その後’一九八二年に北里研究所の東洋医学総合研究所に入所してすでに二四年も経ちますが、その間ずっとここで漢方と向き合ってきました。

漢方の治療が魅力的だったのは、「個別治療」「オーダーメード医燎」と言われるように、患者さん個人はみな違うため、それぞれの反応を見ながら、個別の治療をしていくという点でした。今でこそ西洋医学の現場でもそうした治療を行おうとする傾向になってきましたが、漢方は元来そうした考え方でやってきた歴史がありますので、当時も当然、個人個人の症状や体質に合わせた治療が行われていました。同じ病気の人でも画一的に処方を出すことは決してあり ませんでした。その点が私にはとても興味深く思えたのです。

北里研究所に入ってからは、西洋医学の現場も継続しなければならないということで、隣接する北里研究所病院で内科の病棟医をしながら、東洋医学総合研究所では漢方の勉強を行うという二足のを草鞋で研鑽を積みました。

当初は内科で救急の患者を西洋医学で診ることもありました。次第に漢方のほうの比重が高くなっていき、現在は漢方の専門医ですが、決して漢方しかやらない医者ではなく、一〇年以上は西洋医学と漢方医学を並行して勉強してきました。そうした経験は非常に生かされたと思つています。なぜなら、西洋医学にも良いところがたくさんあるからです。

漢方の診察

漢方の診察では、患者さんの生の声で発せられる事柄を大切にし、症状が体全体のなかでどういうかかわりを持つているかを、伝統的な病態認識のなかか ら判断していきます。人問の体には自分で自分の体を治そうとする力(自然治癒力)が備わつており、それをうまく引き出す手助けをするのが澳方なのです人問の体は生きているかぎり全体として情報を交換しあいながら、なんとか体を改善しようとする機能を本来備えていますから、漢方ではそれを助けるような処方を行います。これが漢方の本質です。このことは西洋医学とも矛盾しないと考えたのです。

西洋医学は惡いところをビンポィントで排除していくという、機械で言えば部品交換のようなやり方ですが、惡いところを取るのも一つの方法だし、取ったあと全身状態を改善するために漢方を使うこともまた有効だと考えたのです。

今まで解明できなかった症状が、MRIやCTといった最新機器が活用されることで解明されることも多いのです。これは非常に素晴らしいことです。ですから、西洋医学と漢方の両方を学ぶことで、私のなかでは矛盾なくうまくバランスが取れたのではないかと思うのです。

西洋医学と漢方底学は決して相容れないものではなく、「お互いに補完し合う関係である」ということが私のなかでは整理されています。

一人の医師が患者さんの個別の状態を診つつ、最も良い医療の選択肢が取れることがベストです。

たとえば、どうしても血圧を下げなければならないときは西洋薬の降圧剤を使うこともできるでしょうし、朝や緊張したときだけ血圧が高いという場合は自律神経系の問題が考えられるので、まず漢方薬で血圧がコントロールできるか試みます。患者さんにとって治療の選択肢は多いほうが良いし、そのことを医師は説明する義務があります。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です