[漢方]は、頭痛、肩こり、便秘といった日常的な症状から、勃起障害更に糖尿病にまで効果あり!

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ガンは漢方併用で副作用を減らせる

ガン▼漢方併用で副作用を減らせる

現代は三人に一人ががんで死亡する時代です。がんの治療は、手術、化学療法、放射線療法の三大療法が中心です。これらはすべて腫瘍を攻撃するための治療ですが、正常な細胞も傷つけてしまいます。そのために治療の部位や種類にょつて、吐き気や下痢、腸閉塞などの副作用が現れてしまいます。最近では漢方治療を併用することにょつて、これらの副作用を減らせることがわかつてきました。

食欲不振や全身倦怠感などの症状の緩和にも有効で、患者さんのQOL(生活の質)の向上のためにも漢方薬が使用されます。

また、”補剤”と呼ばれる免疫状態を向上する漢方薬もあるため、がんの再発、転移、さらには進行の予防にも期待が持たれています。

<病歴>

K•Aさんは七八歳のときに大腸がんを宣告されました。無職の女性で、身寄りも全くありませんでしたが、自分のことはすべて自分でやるような方でした。

もともと便秘気味の体質だったのですが、六〇代の後半になってからひどくなつたように感じられ、しだいに便に血液が混じるようになりました。病院を受診した結果、大腸がんと診断されました。

すぐに大腸がんの手術、翌年には卵巣がんの手術を受け、それぞれ腫瘍を摘出することができました。しかし、その翌年にも肺、肝臓、脾臓へ転移していることがわかり、開腹手術を受けることになりましたが、腹膜全体にがん細胞が転移していたため、結局、腫瘍は切除することができませんでした。

手術後には抗がん剤による化学療法を受けましたが、吐き気などの副作用が強く出たため、K•Aさんは西洋医学的な治療を拒否するようになり、当漢方外来を受診しました。

<診察と経過>

初診時は身長一五八cm、体重五一kgでしたが、頰が少しこけているためやせて見えました。手術を行った担当医からは余命三か月と言われており、当研究所の漢方外来を訪れたときにはすでに一人では歩けない状態になっていました。

脈が弱く、腹診でお腹を触ってみても力が感じられず、また、貧血の所見もあったので気.血がともに不足した状態(気血両虚)と判断しました。「十全大補湯」を処方したところ、服用からすぐに徐々に回復しはじめ、一か月後には山登りができるほどまでに元気になりました。これにはわれわれ医師一同が驚かされるぐらいでした。

しかし、その翌年に転倒して腰を強打して入院しました。入院後二~三日してから腹痛と嘔吐を繰り返すよぅになり、念のため検査を行ってみると、腸閉塞であることがわかりました。

何度も開腹手術を受けていたため、腸の癒着によるものと考えられます。腸閉塞用のチユーブを鼻から入れる治療を行うように強くすすめたのですが、どうしても聞き入れてもらえず、西洋医学的には手を尽くしてしまったため、「解急蜀椒湯」という腹痛時に使用する漢方薬を服用したところ、翌日には便通が良くなり、症状が軽快しました。

その後は順調に回復して二か月後いったん退院したのですが、徐々に体力が衰え、退院から三か月後に亡くなりました。余命三か月と言われながら、一年三か月も延命したのは、治療が成功したためと言つていいと思います。



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